夏の風物詩が一つ減ってしまうのかな

夏の風物詩のひとつ、蚊取り線香も種類が豊富になり、煙の少ない物、電気式やスプレータイプのもの、アロマ風のものと選べるようになりましたね。

それにしてもどうして蚊取り線香で蚊が落ちるのでしょうか。

もともと蚊取り線香は、セリビア共和国で発見された殺虫効果のあるという除虫菊から開発されたものですが、現在は除虫菊のピレトリンは使われず、似たような化合物のピレスロイドを主成分としています。

昔ながらの火を付けるタイプの蚊取り線香は、燃やす事によって熱でそのピレスロイドを空気中に拡散していますし、電気式はその熱で、スプレータイプのものはそのままスプレーする事で殺虫成分を空気中にばら撒いているということになります。

つまり蚊取線香の煙や臭いに蚊をやっつける効果がある訳ではないので、煙や臭いの少ない物でも全く影響はないと言う事になりますね。

そしてその拡散された殺虫成分は、しばらくは部屋に残るので、蚊の侵入を防ぐことにもなります。

ペットや赤ちゃんがいる家庭では使えないと思う方も居るようですが、蚊取り線香の殺虫成分は、温血動物では代謝されて体外に排出されるので、あまり健康被害を気にする必要はなさそうですが、代謝されると言っても一度は体内に入ってしまうので、近くで使用するのは避けた方が良さそうです。

ペットが両生類や爬虫類、もちろん昆虫の場合は殺虫効果が出てしまうので使用できませんけど。

ちなみに魚の場合はできれば近くで使うのは避けた方が良いとされていますし、エビには殺虫効果が出てしまうので注意が必要ですね。

あの独特な臭いや煙が苦手だという方も多いようですので、昔ながらの蚊取り線香の香りが一番夏を連想させますし、一番効果が感じられるような気がするのですが、そのうちにアロマ風のものが主流になってしまいそうで、少しだけ寂しい気もしますね。

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